占い師の怪談③

川べりを歩くのがとても好きなんです。

だって気持ち良いじやないですか。

少し自転車を走らせると、堤防があるので、その道をよく走ったり、ウォーキングしたりしていました。

 

自転車も好きなので、色んな川べりに自転車を走らせました。

 

でも、なぜかわからないけど、比較的近い場所にありながら、まだ行ったことがない河原がありました。

 

なぜだか、行こうという発想にまったくならなかったんです。

 

最近、わかりました。

ごく最近です。

 

そこ一帯、大昔、刑場だったそうです。

 

それがわかってからはもちろん、全然知らなかった時もそうですが、

 

そこは空気感が異なる、というか、気楽に行ける場所ではない、という空気が漂っているんですね。

 

これって何なのでしょうね‥。